【今がその時】中学生がむしゃらに挑戦する背中

中学生の息子。

新型コロナの影響で、
中学生最後の年は最悪のスタートとなった。

授業や学校生活も、そして部活も。
張り切って楽しみにしていた、
いろんなことが中止になったね。

部活動引退前の最後の大会も、
早々に中止の連絡が入って。

親の私からしたら、
世界中がこんな状況で、
夏の高校野球も中止になったくらいだもの、
仕方がないことと思っていたけど。

今の部活で部長を務める息子は、
どんな心境だったかな。





学校の先生たちが、
このままで今の3年生みんなを引退させるわけにはいかないと、
7月末に市内で親善試合を組んでくれた。

毎年の大会のように、
県大会などの上につながるものではない。
その日だけの交流試合。

それでも、
うちの息子にとっては
モチベーションを上げるには十分だったね。


平日は授業と部活をこなし、
土曜日は朝の自主錬・部活の練習試合・クラブ・また自主練。
日曜日はクラブと自主練。
また平日。

7月頭にはテストもあるけど、
疲れて眠くて、
ごはんを食べないで寝ちゃってる日もある。
勉強はきっと大してはかどってないね。


母の私から見ると、
少しやりすぎじゃないのかな。
勉強はどうなってる？

週末足が痛いと言いながら帰ってきた時、
「がんばりすぎじゃないの？」
「あんまりやりすぎないで」
ふと言ってしまった。

それでも息子はがむしゃらにやってる。


きっと負けたくないんだね。
所属してるクラブの仲間とも試合では対戦するから、
誰よりも練習して、
そうしないと不安だし、
負けたくない、
絶対に勝ちたいんだね。


母はそう考えたから、
「やりすぎないで」も
「勉強しなさい」も言わないから。
ただ見守ると決めたから。

あと約一ヵ月、
思う存分自分が納得いく結果となるように
スポーツをやりなさい。

だけどどうか、
身体を壊さないように。
ケガだけはしないでね。

お願いします。